
- 金(ゴールド)投資はやめた方がいい?
- 金って儲かるの?それとも、買っても意味がない?
ここ数年、金価格は史上最高値を更新し続ける一方で、時には「バブルが弾けたか?」と思うような急激な下落を見せることもあります。
たかしニュースやSNSで「金が最強」と盛り上がる時期もあれば、急な下落を見て「やっぱり金投資はやめとけってこと?」と不安になる人も多いのではないでしょうか。
最初に言っちゃいますが、金投資そのものは、たとえ一時的な価格変動があっても、危ない投資ではありません。
もちろん、金はデイトレードのように短期間で一喜一憂するものではなく、資産を長期的に守るための「守りの資産」です。
実は、私たち夫婦も2025年から本格的に金投資を始めています。


- 投資額:120万円(夫婦合計)
- 現在:190万円(+70万円)
もちろん、時期が良く幸運にも資産を増やしていますが、私たちが相場の急変でも落ち着いていられるのは、「金を持つことで得られる本当のメリット」を理解して投資しているからなんです。
逆に言えば、この「金を持つ本質的な意味」を知らずに、ただ値上がりを期待して飛びつくと、暴落で狼狽売りをして後悔してしまいます。
そこでこの記事では、金投資を「やめとけ」と言われる理由と、本当のメリット・デメリットを分かりやすく解説していきます。
- 金価格が上昇し続けている「4つの要因」
- 金投資のメリット・デメリット
- 金投資に向いている人・向いていない人の特徴
この記事を読むことで、「自分に金投資は向いているのか」「今、金を持つべきなのか」を冷静に判断できるようになります。



なんとなく不安なまま金投資を始めて後悔しないためにも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね~。
サラリーマン投資家のたかしです。
会社員として働きながら投資を続け、現在は資産1億円を形成し、年間100万円のインカムゲインがあります。
このブログでは、実際に使っている投資サービスや証券会社について、良い点・気になる点も含めて、わかりやすく解説しています。
プロフィールはこちら


サラリーマン投資家のたかしです。
会社員として働きながら投資を続け、現在は資産1億円を形成し、年間100万円のインカムゲインがあります。
このブログでは、実際に使っている投資サービスや証券会社について、良い点・気になる点も含めて、わかりやすく解説しています。
プロフィールはこちら
【moomoo証券】新規口座開設キャンペーン実施中🎁
※キャンペーンの内容を知りたい人は、記事を読んでくださいね


\ 今だけ!10万円相当の株がもらえる🎁 /
登録はかんたん1分
moomoo証券は、Nasdaq上場「Futu Holdings limited」のグループ企業です。
なぜ今、金価格が最高値を更新し続けているのか?


近年、金(ゴールド)価格は高値圏で推移していて、「こんなに高いなら、もうバブルで弾けるのでは?」と不安になりますよね。実は、私も去年金を買う時は、ドキドキしてました。
ですが、調べていくうちに、今の金価格上昇は単なるブームではなく、もっと根深い「構造の変化」だと確信したんです。



まずは、これまでの価格推移を振り返ってから「なぜ今も上がり続けているのか」を整理していきましょう。
過去20年の金価格推移チャート|長期上昇の事実


過去20年の金価格を見てみると、短期的な上下動はあるものの、全体としては一貫した上昇トレンドを描いてきたことが分かります。
2005年には、1トロイオンスあたり約430ドルだった金価格は、2026年1月には一時5,600ドルを超える驚異的な最高値を記録しました。
しかし、直近(2026年2月)では1オンス5,000ドル前後、1日で10%を超えるような歴史的な暴落が起きています。こうした急落を目の当たりにすると「やっぱり金は危ない」と感じるかもしれません。
ですが、過去を振り返ってみてください。金はずっと右肩上がりだったわけではありません。
これまでにも、次のような世界的な出来事をきっかけに、「さまざまな暴落」を何度も乗り越えてきました。
- 2008年:リーマンショック
- 2011年:欧州通貨危機
- 2020年:新型コロナウイルスの世界的流行
- 2022年:ロシア・ウクライナ侵攻
重要なのは、金は一直線に上がるのではなく、このような大きな調整を何度も挟みながら、何十年もかけて価格の底値を切り上げてきたという事実です。
金価格が上昇し続けている「4つの要因」


では、なぜ金価格はここまで上昇を続けているのでしょうか。
その背景には「一時的な流行」だけでは説明できない、世界規模の構造変化があるんです。



主な要因は、次の4つです。
① 地政学リスクの高まり
ロシア・ウクライナ情勢や中東情勢の緊迫化など、世界各地で不安定な状況が続いています。 こうした局面では、国家の信用に関わらない実物資産として金が選ばれます。「何かあったら金」という安心感は、歴史が証明しています。
② 世界的なインフレと通貨安
世界的なインフレによってモノの価格が上昇し、相対的に紙幣(法定通貨)の価値が目減りしています。
この状態は、裏を返せば「お金の価値が下がっている」ということ。その対抗策として、価値が減りにくい金に資金が移動しています。
③ 各国中央銀行による「爆買い」
実は、世界各国の中央銀行が、外貨準備として金を猛烈に買い溜めています。世界の金年間産出量は、3,600トンで、その「3分の1」を各国の中央銀行が買い占めています!
特に2010年以降、中国やインド、トルコ、ロシアなどは、米ドルへの依存を減らすために金を積み増しており、「国が資産として金を選んでいる」という事実は、価格を下支えする強力な根拠になっています。
④ 米ドルの先安観と金利動向
金は「ドルの代替資産」とも呼ばれます。基本的には、米ドルの価値が下がると、相対的に金の価値が上がるという相関関係があります。
ここで重要なのが、アメリカの「金利」です。金には利息がつきません。そのため、ドルの金利が高い時は「利息がつくドルの方がお得」と判断され、金は売られやすくなります。
しかし、今後もし米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに踏み切れば、ドルの魅力が下がるため、「世界中で価値が変わらない金」に資金が集まってきます。
アメリカは膨大な借金(債務問題)を抱えており、ドル一強が永遠に続くとは限りません。賢い投資家は、ドルの弱点を見越した「長期的な守り」として、あえて金を持ち続けているのです。



ぼくは、この4つの要因を理解したことで「今こそ金を持つべきだ」と判断しました。
現在の金価格上昇を「一過性のバブル」と断定するのは難しいです。むしろ、ぼくたちの資産を守るために欠かせない存在になりつつあると感じてます。
金投資のメリット3選|インフレ・円安対策に最強の資産


金(ゴールド)の役割は、株のような「攻め」ではなく、資産を減らさない「守り」に特化している点です。



ここでは、なぜ金が「最強の守り」と言えるのか、3つの特徴を解説します。
金はインフレに強い


金は、インフレ局面において「資産の価値(購買力)」を守るための、最も歴史ある手段です。
そもそもインフレとは、「モノの値段が上がって、お金の価値が下がること」を指します。物価がどんどん上がれば、数年前まで100円で買えていた卵が300円に値上がりしてしまいます。
日本でもインフレは、すでに深刻な問題になっています。
総務省の消費者物価指数(生鮮食料を除く総合指数)は、3年連続で前年比+の高い伸びを記録しました。
- 2023年:+3.1%
- 2024年:+2.7%
- 2025年:+3.1%



では、なぜ「金」を持つことが、こインフレ対策になるの?
理由はシンプルです。
金は、国が発行した「紙幣」とは違い、それ自体に価値がある「実物資産」だからです。



インフレでモノの値段が上がるとき、価値が下がり続ける「現金」の一部を金に換えておけば、資産の目減りを防げるんだよ。
日本円のリスクヘッジになる
金は、日本円の価値下落に備えるための最強の「盾」になります。 資産を円だけで持っていると、円安が進んだときに、自分の知らないところで「国際的な価値」が削り取られてしまうからです。



「円の数字は増えているのに、実質の価値は下がっている」 この不思議な現象を、都内の高級を例に見てみましょう。
パークコート麻布十番ザ・タワーの価格推移


「パークコート麻布十番ザ・タワー」は、2010年の新築時(約90㎡)は6,750万円でしたが、2026年にはなんと3億1,990万円まで上昇しています。
パークコート麻布十番ザ・タワーの価格比較


このマンションの価格推移を、円建て、ドル建て・金換算で比較したのがこちらです。
| 比較項目 | 2010年 | 2026年 | 変化率 |
|---|---|---|---|
| 円建て価格 (マンション価格) | 6,750万円 | 3億1,990万円 | 約4.7倍 |
| ドル建て価格 ($1=80円→158円) | $843,750 | $2,024,683 | 約2.4倍 |
| 金(ゴールド)換算 (購入に必要な金の量) | 17.48kg | 11.72kg | 約0.6倍 |
この表から、次の3つのポイントが読み取れます。
- 円建て:約4.7倍「暴騰」
- ドル建て:約2.4倍「上昇」
- 金換算:約0.6倍「減少」
この比較からわかる事実はひとつ。 マンションが値上がりしたのではなく、「日本円の価値が、金に対して大きく下がった」ということです。
もし2010年に、6,750万円を円ではなく「金」で持っていたら。 今、3億円のマンションを買っても、まだ手元に1億5,000万円以上残る計算です。
3億円なんて自分には関係ない、と思うかもしれません。ですが、100万円、200万円の貯金も本質は同じです。



日本円という「特定の国の通貨」だけに頼るリスクを、世界共通の「金」で分散する。その重要性がこの数字に現れています。
「有事の金」として資産を守れる


金は、戦争や金融危機などの有事において、資産を守る「安全資産」として機能します。
世界中が混乱し、株や紙幣の価値が揺らぐ中、金はどこかの国や企業の信用に依存しません。そのため、価値がゼロになる「破綻」という概念がないのです。
金は、世界が不安定なときほど、あなたの資産を守る「究極の保険」になります。



しかし、そんな金にも、実は見落としがちな落とし穴が存在します。
金投資のデメリット|儲からないと言われる4つの理由


金(ゴールド)投資は、インフレや円安、有事への備えとして優れた資産ですが、決して万能ではありません。



ここでは、金投資の見落としがちな「4つのデメリット」を紹介します。
金は利息・配当がつかない


金は、保有しているだけで利息や配当を産んでくれるわけではありません。
株式であれば配当金、債券であれば利息、不動産であれば家賃収入が期待できますが、金の利益は基本的に「売ったときの値上がり益」だけなんですね。
そのため、金価格が横ばいの期間が続くと、「持っているけれど増えていない」という状態になります。



老後資金づくりなど、定期的な収入を重視する人にとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。
「現物の金」は売買手数料が高い


現物の金投資は、手数料やスプレッド(売買価格の差)が重く、買った瞬間に「数パーセントのマイナス」からスタートするという厳しい現実があります。



現物は購入方法によって手数料が大きく変わるため、それぞれのコストを確認してみましょう。
1. 純金積立の手数料
田中貴金属の積立では、金額に応じて約1.6〜2.8%の手数料がかかります。
田中貴金属|積立て手数料一覧
| 1ヵ月の積立金額の合計 | 積立手数料率 |
|---|---|
| 3,000円~29,000円 | 2.8% |
| 30,000円~49,000円 | 2.2% |
| 50,000円以上 | 1.6% |
たとえば1万円積み立てると、最大280円が引かれる計算です。ここにさらに価格のスプレッドも加わります。
2. 現物購入で発生する「バーチャージ」
現物(地金)を売買する際は、取引サイズが小さいほど手数料の負担が相対的に重くなります。
田中貴金属|現物金の売買手数料一覧
| 金地金のサイズ | 購入・売却手数料 | 重量に対する手数料率 |
|---|---|---|
| 500g・1kg | 不要 | 0% |
| 100g・200g・300g | 16,500円 | 0.55%~1.65% |
| 50g | 8,800円 | 1.76% |
| 5g・10g・20g | 4,400円 | 2.2%~8.8% |
例えば10gの金を売買する場合、往復で8,800円もの手数料がかかります。これだけで投資額の約6%を失う計算です。
一方で、ETFや投資信託の売買手数料は、NISA口座を使えばほぼ無料です。



1円でもコストを削りたいなら、デジタルで持つ金投資が圧倒的に有利といえます。
金売却時に税金が発生する


金投資は、売却時に手数料がかかります。
税金の仕組みは、次の2種類に分かれ異なります。
- 証券口座で取引:株式、投資信託、ETF
- 現物取引:地金、純金積立、金貨



具体的に確認してみましょう。
金投資の課税方法一覧
| 投資方法 | 課税方式 | 税率 | 損益 通算 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 金ETF・投資信託 | 分離課税 | 20.315% | 可能 | 新NISAなら非課税 |
| 現物 (地金・積立) | 総合課税 (譲渡所得) | 5〜45%+住民税10% | 不可 | 5年超保有で50万円控除税制優遇 |
証券口座で取引する金(ETFや投資信託)は「申告分離課税」が適用され、利益に対して一律20.315%の税金がかかります。また、他の株や投資信託の負けと相殺できる損益通算できるのも強みです。
一方、現物の金は「総合課税(譲渡所得)」として、給与など他の所得と合算して税率が決まる「総合課税」です。
住民税を含めると最大55%もの税率になる可能性があるため、注意が必要です。 ただし、現物を5年以上長期保有すると、課税対象となる利益が半分になるという優遇措置もあります。
金価格と為替、2つに左右される


金の値段は、「金自体の価格」と「為替(円安・円高)」という、2つの相場の影響を受けています。
仮に金の価格が同じだった場合、「円高」のときは、「円安」のときより多く金が買えるチャンスです。
その一方で、すでに持っている金の評価額は、円高が進むほど下がってしまうのです。



しかし、為替や金価格を完璧に当てるのは、プロでも至難の業です。
金は、「円安のときは資産の評価額が上がる。
円高の時は、安く買えるチャンス」と割り切ることも大切です。



じゃあ、金投資はどんな人におすすめなの?



次は金投資に向いている人と向いていない人を順番に紹介していくよ。
金投資はこんな人におすすめ!


金投資がおすすめな人には、明確な理由があります。



次の3つのタイプに当てはまる人は、ぜひ検討してみてください。
円安・インフレに備えたい人
日本円の価値が下がり続ける今、「日本円で貯金しているだけで大丈夫かな?」と感じている人にこそ、金投資は向いています。
日本円だけに資産を置いていると、円安やインフレが進んだときに実質的な価値が目減りしてしまうからです。
先ほど紹介したパークコート麻布十番ザ・タワーマンションのように、円の価値の目減りを防ぐ「賢い自衛手段」になりますよ。
株式以外で分散投資したい人
すでに株式投資をしていて、別の守り方を検討している人には最適です。
金は、株式とは逆の値動きをしやすいという大きな特徴があります。
株価が大きく下がる局面では、金が「クッション役」となって全体のマイナスを和らげてくれるでしょう。
「攻めの株式」と「守りの金」。
この組み合わせのポートフォリオを作ってしまえば、たとえ暴落が起きても、精神的なダメージは驚くほど軽くなるはずです。
少額からコツコツ始めたい人
金は、少額から始めたい人には向いています。
たとえば、投資信託であれば「100円」から、現物を少しずつ買い増していく純金積立でも1,000円程度からスタート可能です。しかも、一度設定すれば毎月自動で積み立てできます。
「いつ買えばいいか分からない」という悩みも、価格が高いときは少なく、安いときは多く買う「ドル・コスト平均法」が自動で味方してくれます。
「金投資はお金持ちの世界」というのは昔の話です。今はネット証券などで少額からスタートできますよ。
金投資はおすすめできない人の特徴


金投資は、すべての人にとって万能な投資ではありません。



ここでは、金投資を始める前に一度立ち止まって考えておきたい、3つのタイプを紹介します。
元本割れが絶対に嫌な人
「どれだけ価値があると言われても、投資した金額を下回るのは絶対に嫌だ」こう感じる人は、金投資にはあまり向いていません。
金は世界中で取引されている「商品」であり、価格は需要と供給、地政学リスク、ドルの動きなどによって常に変動します。
銀行預金や個人向け国債のように、元本が保証されているわけではありません。
とくに金価格が高騰しているタイミングで一括購入し、その後に相場が暴落すれば、評価額は一気にマイナスになります。こうした「一時的な値下がり」に対して、夜も眠れないほどの強いストレスを感じてしまう場合は、無理に金を持たず、より元本確保性の高い資産で運用するほうが安心です。
利息・配当を重視したい人
投資の目的が、「毎月・毎年、安定した現金収入がほしい」という場合、金投資は少し物足りなく感じるでしょう。
株式なら配当金、不動産なら家賃収入が期待できますが、金は保有しているだけでは1円も生み出しません。利益を得る方法は、基本的に「安く買って高く売る」という値上がり益のみです。
老後の生活費として「定期的な収入」を重視したい方は、高配当株などを中心に据え、金はあくまで資産がゼロにならないための「最後の守り」として少額持つのが現実的です。
為替や世界情勢を気にしたくない人
「投資したら、あとは完全に放置したい」「経済ニュースや為替のことは考えたくない」というタイプの方も、金投資は少しストレスに感じるかもしれません。
金価格は、米ドルの動きや地政学リスクの影響をダイレクトに受けます。金そのものの価値が変わらなくても、「急激な円高」や「米国の金利上昇」が起きるだけで、円建ての評価額がガクンと下がることもあります。
「なぜ下がったのか」という理由を追うのが面倒に感じる方は、世界経済の成長に丸ごと投資するインデックス投資の方が、精神的にラクに続けられるかもしれません。
まとめ|金投資は資産を「守る」のために始めよう


この記事では、金価格が動いている背景と、金投資のメリット・デメリットについて見てきました。
ここまでのポイントを、改めて整理しておきましょう。
| 金投資のメリット | 金投資のデメリット |
|---|---|
| インフレや円安に強い | 配当・利息がつかない |
| 世界共通の価値を持つ実物資産 | 現物の手数料が高め |
| 有事に価値が保たれやすい | 為替や金価格に左右される |
「金投資のメリットは、やはり『守りの強さ』です。
インフレや円安で現金の価値が目減りする中、あなたの資産をしっかり守り、有事の際にも支えになってくれます。
金投資のデメリットは、利息がつかない、為替に左右されるといった弱点もあります。
しかし、金は価値がゼロにならない唯一の資産。リターンを追う投資というより、安心を買う『保険』だと考えると、スッキリ納得できるはずです。
もし少しでも興味が湧いたら、まずは少額からスタートしてみてください。
